2007/2/22

デュゴダカダカダカ・・・・Stomu Yamash'ta(perc)  木曜:Jazz & Classic Library

まず訂正から
昨日お知らせした今度の日曜日のヴィブラフォンとピアノのデュオライブの開演時間に訂正
下記が正解です。

■2月25日(日)横浜・関内『KAMOME』 19:00〜 20:30〜(入替え無し) 21:40終演予定
出演:赤松敏弘(vib)ユキ・アリマサ(p)
・料金:3000円(学割あり)+オーダー
・JR根岸線関内駅北口徒歩7分、横浜地下鉄関内駅9番出口徒歩3分 みなとみらい線馬車道駅馬車道口徒歩5分 横浜市中区住吉町6-76 
・予約/問い合わせ(予約受付中) 045-662-5357 (KAMOME)
・Mail予約: kamome@yokohama-kamome.com

お詫びと訂正をさせていただきます。
ごめんなさいm(_ _)m
昨日の「21:30〜(入替え無し) 21:40終演予定」では二部はたった10分で終了(汗)
一部19:00開演、二部20:30開演です。


さて、本日は“Jazz & Classic Library”

僕がやってるヴィブラフォンは分類上「打楽器」に属していますね。でも、この“Jazz & Classic Library”を御覧になるとお分かりのように、殆どがピアニストで、次にギターやベースや管楽器、時たまヴィブラフォンという頻度で(もっともヴィブラフォンに関しては金曜日に特集している関係もありますが)打楽器に関するアルバムは皆無に等しいのです。



今までで、唯一興味を持ったのが今夜御紹介するStomu Yamash'taです。
うん?
ストーム・ヤマシッタ?
変な名前だなぁ・・・って?

こう書けばわかるでしょう。

“ツトム・ヤマシタ”

そう、天才パーカッショニストとして17歳で渡米し、米タイム紙に「打楽器のイメージを変えた人」と評されシカゴ交響楽団やベルリンフィルなどと共演し若くして巨匠と呼ばれ、その後映画音楽や舞台音楽を数多く手掛けているワールドワイドな音楽家。

なぜ「Stomu」なのかと言えば、渡航中に誰一人として「Tsutomu」と正確に発音出来ないので一番納得出来る発音の“ス”に変えたという逸話がある。
(海外でtsuはよくて“チュ”と発音出来る程度。僕の師匠のゲイリー・バートン氏もず〜っと僕の名前を“アカマチュサ〜ン”と呼んでいたが最近やっと“ハ〜イ、トシ”に代わった)

そんな“ストム・ヤマシタ”の音楽に興味を持ったのは高校の音楽科に在籍中だった。元々ピアノ科で入学してヴィブラフォンがやりたいのですぐに打楽器科へ転科したのですが、何事も基礎トレーニングをやり始めると興味が沸くものです。
気分は完全に“先走り”でしたから、早く人前で“何か”をやりたかった。
ちょうど同じ学園の音大でパーカッション・アンサンブルが結成された直後で、レッスンを音大で受けていた関係で音大生に「何か面白い打楽器のレコードありませんか?」と聞いたら、ツトム・ヤマシタの名前が出てきたのでした。

早速レコード屋に駆け込んで買ったのがコレ
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『FLOATING MUSIC/Stomu Yamash'ta & Come To The Edge』(king/1972年)

はっきり言って“ブッ飛び”ました。
デュゴダガダガダガダガ・・とタイトルに書いたのは、このアルバムでツトム・ヤマシタ氏がパーカッションを演奏しながら発する“奇声”の一部なんです。
聞いてから3日三晩、この奇声が頭から離れませんでした。
幸いな事に、このアルバムはツトム氏が率いていたロックバンド“Come to The Edge”とのライブ(英・ロンドン、エリザベスホール)で現代音楽モノではなかったので何度も聴き返す内に、ツトム氏が何をやりたかったのかをキャッチ出来たのです。

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アルバムの内写でステージの様子が想像出来たのも好めた大きな要因

ここにあるのは、喜怒哀楽そのもの。
打楽器とロックバンドという融合点も、東洋と西洋の対比のようで面白い。
また“ヒロシマ”というツトム氏のメッセージソングにあるように反戦と平和を音楽で表現しようとする強い姿勢も。(現代音楽でこの種の主張をしても東洋のミステリックな感覚にしか受け止められなかった。ロックバンドと一緒にやる事でより多くの人のメッセージが伝わるという思考)
ジャズではないけど、こういうコンセプトのはっきりした音楽はダイレクトに好きだ。

この後、ツトム氏は“ヒロシマ”をさらに日本、東洋のエリアに拡大した舞踏音楽集団を結成して欧州にショックを齎すことになります。

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『THE MAN FROM THE EAST/Stomu Yamash'ta's Red Buddha Theatre』(King<Island Records>/1973年)

このアルバムはツトム氏率いる「Red Buddha Theatre」のサウンドトラックと呼んでもよい作品(ロックバンドとの共演も継続)だが、前作でも取り上げていた“ヒロシマ”が日本の深い悲しみを表現してよりメッセージ性が強い。今思うと一体どんな舞踏だったのか興味のあるところだ。

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アルバムの内写でこの作品の舞踏シーンが想像出来る
激しい打楽器の音楽と日本の民話のような音楽がやがて“ヒロシマ”で全て飲み込まれてしまうような音楽構成。

前後して発売された現代音楽作品集。
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『PERCUSSION/Stomu Yamash'ta』(King/1972年)
武満徹の作品などが収められている。

ほんの僅かな期間だったけど、僕は本当にツトム・ヤマシタの音楽が好きだった。
早速、高校のコンサートで打楽器、ヴィブラフォン、ピアノを並べ、ツトム・ヤマシタ的即興演奏をやったのでした。

おしまい



2007/2/24  7:00

投稿者:あかまつとしひろ

>YELLさん、
ピアノ(キーボード)はほぼ毎日弾いてますよ〜、自宅でですが(笑)。
今夜もさっきまで弾いてました。この部屋に盗聴器を仕掛けるときっと
ヴィブラフォンよりもピアノのほうがたくさん聴こえます(笑)。

2007/2/22  22:13

投稿者:YELL

赤松さんの奏でるピアノ、聴きたいですねぇ。
私の大好きなショパンの「幻想即興曲」などを(^^♪)


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