2008/3/4

魅惑の・・・  火曜:街ぶら・街ネタ

部屋から見える赤い月の輝く街。

クリックすると元のサイズで表示します

その先にあるのが言わずと知れた新宿。

今でこそジャズのメッカと言うには寂しくなった気もするが、それでもジャズのアイテムが一番馴染む街。

ここ最近、海外から来た観光客には一番人気だとか。
何でもまとまっているからが人気の理由だそうだ。
確かにそう思う。

クリックすると元のサイズで表示します

新宿駅東口。
今でもこの界隈はよく来る。

まだ駆け出しのヴィブラフォン奏者だった頃に、このすぐ横の武蔵野館というビルの地下に「インクスティック」というライブハウスがあって、月に何回か出演していたな。
駆け出しの頃の僕らは、何処で誰が入手してくるのかわからなかったが、とにかく「あそこにライブハウスが出来たらしい」「ほう。んじゃ行ってみよう〜!」ってな具合であらゆる店に出演の場を求めて出没していた。

ベテラン勢が占めるライブハウスに潜り込む事は不可能。
だから新規の店が僕ら駆け出しの“ねじろ”だった。

大抵の店は規模も小さく集客も知れていたけど、その店は150席とその頃としては例外的に大きかった。
もちろん開店後すぐにレギュラー入りしたのは言うまでも無い。

しかし、立地とキャパが良すぎて(きっと今ならそんな事はないが)、僕らのファンで客席が満杯になる事はなかった。
なんかあるんですよね、「うんん、、、この店、どうかなぁ〜」って空気みたいなのが。ミュージシャンの嗅覚とでも申しましょうか。
お店に漂う「景気の良い空気」とは違った何かを・・・

それでも若いというのは無心なもので、ギャラ制だった事もあってありがたく演奏させてもらった。
ある時社長と話しをしていると、やたらとジャングルという言葉が出てくるので何かと思って聞いてたら、「音楽のジャンル」というところを「音楽のジャングル」といい間違えている事に気付いた(笑)
面白い社長だった。
駆け出しの若造に「君らはこれからの音楽のジャングルを超えて生き抜け!」みたいに叱咤激励してくれるんだが、笑っちゃいけないし、困った(笑)

そうそう、この店では緊急事態に陥った事もある。

当時体調が悪く、だましだまし演奏していたのだが、遂にこの店の出演中に耐えられずに救急車のお世話になった事がある。
人生初めての救急車、それも新宿だった。

クリックすると元のサイズで表示します

今じゃ考えられないが、この東口ロータリーの真ん中は出演の時によく駐車していた。大体ココに車を置くのはミュージシャンか付近の黒服のお兄さん、と相場が決まっていた。

さあ、救急車で運ばれて、残ったメンバーが演奏後、僕の楽器を分解してココに置いてた車に積み込んで搬送先まで乗ってきてくれた。

その搬送先は歌舞伎町の向こうにあった某病院。

搬送された僕が「痛い、痛い」っていっても、妖艶なナースさんが「大丈夫よ。貴方はまだまだ軽いからもう少しまってね」と受付の横で待機状態。

こちとら早く応急処置をしてほしいと切に願っているのだが・・・

また救急車が到着。

バタバタと医師やらが取り囲んで大声で指示を飛ばしながら僕の目の前を通り過ぎて行く。

こちとら・・・・・

と、一瞬担架に横たわる全身血だらけの患者が見えて・・・

「もう一人来る?」
救急隊員の無線から喧嘩、抗争という言葉が漏れ聞こえる。

横にいる妖艶なナースさまが一言。

「ね、貴方はまだ大丈夫でしょ?」

「は、はい。。」

「どう?少し痛くなくなった?」

「は、はい。なんかそんな気が・・」

「じゃ、もうちょっとだけ待っててね?」

「も、もちろん、、です、はい!」

凄い環境の中にいる自分を知ったのでした。

おしまい




※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。

コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ