2008/5/23

使い方を考えよう4マレット奏法・・・その4  金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック

毎週金曜日はVibraphoneやMarimbaを演奏する人向けのお話し。第九十五回目の今日は先週からの続きで「使い方を考えよう4マレット奏法・・・その4」です。

毎回冒頭の前口上が長いゾ〜!との御指摘もありますが、、、、

このブログの読者でもあるAさん(イニシャルじゃないよ)からこんな質問のメールが届いた。
「赤松さんのプロフィールには著作権があるのでしょうか?」
内容を要約すると、ある電脳サイトに掲載された僕のプロフィールがHPの著作権を侵害するかもしれないという事で審議されている、というのだ。

思わぬところで著作権の話しが出るものだと思ったけど、通常我々ミュージシャンのプロフィールというのは公開する為のもので著作権は主張しない。雑誌や新聞でソースとして使われる事も多い。
通常外と言うのは誰かが紹介や付加価値としてコメントを寄せた文章が引用されている部分や、キャッチコピー、あるいは使われている写真やロゴ等の素材など「公開のために新たに準備された制作物」には著作権がある、と思っている。また、新たに出稿者のコメント等が付け加えられたものも同じ。

なので「僕のプロフィール文に著作権はありません。但し写真とかはダメですよ」とお返事した。
再度Aさんから「プロフィールを投稿したいのですが、私なりに書いた物を使ってよろしいですか?」というメールと原文が届いた。どうやらAさんは最初のメールの時点で、僕がプロフィールの著作権を侵害する、と動議をかけたと思ったらしい。とんでもない!
Aさんの原文を見ると妙な誇張も脚色もなく、僕のHPのものよりも簡素で見やすいものだったので心良く承諾した。

今週再びAさんからメールがあり「再び著作権を侵害すると言われてしまいました・・」と。
考えてみれば、確かに事前承諾を証明する方法って?
そこで一番簡単な方法としてHPのプロフィール欄に注釈を加え、ここに事の経緯を公開する事で誤解もなくなるでしょう、としました。
微妙な問題ですが、関係者のみなさん、Aさん、よろしいですね?

さて、本題です。

先週コードのヴォイシングに触れたらたくさんの人からメールが届いた。もちろんブログのコメント欄に書込んでくれていいんだけどやっぱり個別に聞きたい部分があるらしい。ここで一つ一つに答えるのもいいんだけど、今日の続きを読んでから、ではどうでしょう。

■ヴォイシングの準備
伴奏(コード・カンピング)と違ってソロ(インプロ)の途中でメロディーに対してヴォイシングするには何が必要か?
まずはコードスケールの解釈とアヴォイドノートの分別、それらから得る「使える音」と「使えない音」の見極め。何だか難しい事のように思われるかもしれませんが、調号とコードの関係を鍵盤を見ながら探ってもよいし、「レパートリーで学ぶジャズマリンバ&ヴィブラフォン」(ヤマハ)に書いているように、曲全体のハーモニーをコード化してコードスケールを割出す方法を参考にするのもいいでしょう。無調でない限りどんな音楽でもコード分析は可能なのです。

その「使える音」の中で再三ココで登場しているハーモニー(コード)の中で重要な音。それをまずメロディーに対して伴奏の音域に配置してみましょう。

コードネームを見てソロ(メロディー)はこんな感じで演奏しようとしています。

クリックすると元のサイズで表示します
(クリックで拡大/以下同じ)

*(余談ながら本日の冒頭の話しとリンクすると、メロディーには著作権が存在するのでココで説明の為に作る譜例には赤松作としてコピーライトを明記しています。しかし、コードのみの表示やメロディーと呼べない音符には著作権を与えていません。コードに著作権を与えてしまうと世の中の音楽を誰かが独占する事になってしまうからです。但しオーケストラなどのスコアは全パートが著作物として適用されます)

各コードのアヴォイドノートを調(この場合は調号が無いのでkey of Cを基準に考える)と照らし合せて割出す。

クリックすると元のサイズで表示します

それぞれのコードで伴奏の音域にあるトライトーンを割出す。

クリックすると元のサイズで表示します

この場合は最初のコードで3rdが選ばれるので、以降も近い位置のトライトーンを選ぶ。コードが平行移動しているので各コードとも3rdを選択するのが望ましく、演奏上最も簡単な選択でしょう。


■ヴォイシングをやってみよう!

メロディーの動き(リズムと上下動)に合わせて近い位置の「使える音」を見つける。

クリックすると元のサイズで表示します

この場合は全て9thで揃ったが、コード進行によって選択する音は変化するので臨機応変に。

同じコードの中でヴォイシングする場合、同じヴォイシングを連続(連打)するとメロディーよりも内声がうるさくなってしまう。そこでそれぞれのコードスケールから「使える音」で一番近い位置にある音を内声に用いるとメロディーを殺さない。

クリックすると元のサイズで表示します

こうして集めるとコードスケールの内、ペンタトニックスケールとして使える5音を二つのヴォイシングで使い分けているのに気付くでしょう。

さて、そういう事を元に、世界中のヴィブラフォン、マリンバ奏者の演奏を見たり聞いたりすると発見があるかも、ですよ!

チェキラ!
赤松敏弘MySpace 日々拡大中!

この項さらに続く




※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。

コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ