2008/6/13


毎週金曜日はVibraphoneやMarimbaをやってる人向けのお話し。第九十八回目の今日は「マレット族の未来像」について、です。

ネットで“Vibraphone”とか“Marimba”とキーワード検索すると、音楽界全体の中で数が少ないと言われるこれらマレットキーボードにまつわる結果でも星の数ほど情報が拾われてきます。
この中から「面白い情報」に辿り着くにはもっと絞り込んだキーワードが必要になってきます。

「あ〜ぁ、面倒だ〜!」

ちょうど10年前にネットに参入した頃、いくつかの検索エンジンからHP登録の依頼があって、いわゆる自分のホームページまで辿って来てもらうための「キーワード」を何にするか考えた時に、いろんなキーワードを検索エンジンに打ち込んで検索結果を試した事があります。

「Vibraphone」、「vibes」、「vib」、英語で思いつくのはこんな感じ。
「ヴィブラフォン」、「ヴィブラホン」、「ビブラフォン」、「ビブラホン」、カタカナだとこんな感じ。

その結果、判断したのは一番検索件数の少ないものを優先選択したんですね。検索件数が多いと新規のページなど検索結果の末尾も末尾、誰も見やしないだろう、と。
今では当時「少ない」と思われたキーワードでも大変な件数(少なくとも当時の10倍以上)になっているのでホームページ検索ではこのような判断は効きません。

同じ事を動画・音源サイトの検索で行うと10年前のホームページ検索と同じ傾向が見られます。つまり10年後にどうなるのかもお分かりでしょう。
これからMySpaceやYouTubeを活用しようと思っているマレット・キーボードの人は是非参考に。

ところで、MySpaceやYouTube全盛期に向けてマレット族としてちょっと気になる傾向があるので書いておきます。

世界的な傾向ですが、ヴィブラフォン奏者のMySpaceでは基本的に「オリジナル」曲の演奏がぞくぞくとアップされるのに対して、マリンバ奏者のMySpaceではなかなか「オリジナル」曲に出会う機会がありません。これはどうしたものでしょう。

行く行くMySpaceやYouTubeが音楽活動のプロモーションの中心になった時には必ず「オリジナル曲」である事が必須になります。
そのような流れは、かつてホームページで音源を鳴らすのが流行った頃(90年代後半)から急速に「著作権の二次使用として該当する」という規制が掛かった経緯からも予測がつくでしょう。本来悪用するのでなければ許諾されるべき行為に規制を掛けるというのは一部の不心得者がタダでダウンロードしたものを悪用(MP3音源として勝手にコピー配布したり等)するからで、せっかくの機能を無駄にしてしまうからです。

現在はMySpaceのように著作者自身が公開している音源があるので「閲覧」としてみんなで楽しめるようになりました。プロモーション行為の一貫なのでもちろん著作権がフリーなわけではありません。
これからはテレビやラジオに加えてネットでレアな情報が得られるわけで、今後の標準になるでしょう。

さて、そうなった時に、もしも他人の曲でしか自分の演奏をプロモーション出来ないとなると、MySpaceやYouTubeを使えなくなるので大きな損失となります。
実際にMySpaceはアーチスト専用チャンネルで自己申請式を採用し、YouTubeでも著作権ライセンス使用の国内認可が下りたところなのです。

この流れの中でこれらのツールを使いこなす「これからの」音楽家に絶対必要な条件、それが「オリジナル曲も書けて演奏表現力もある」、という事になります。

この事に気付いた(まだ数は少ないですが)先読みの出来るマリンバ奏者はすでに「オリジナル曲を書いて演奏した音源」をアップしはじめています。

ヴィブラフォン奏者はジャズをベースとした音楽という事もあり従来からその方向に進んでいますが、別にジャズじゃなくてもオリジナル曲は出来ます。コードネームやそれにまつわる事を消化吸収するのが近道でしょう。
そう言った音楽活動が標準とされる時代に向けてマレット族も生き残らなければ、、ね!

さらにMySpaceは面白い情報も提供してくれるのです。

MySpaceにはアクセス数の他に楽曲の再生数が表示されています。
最初は気付かなかったんですが、注目の集まるところではアクセス数と再生数が近似値という現象があるのですね。また、期待されているところでは再生数に対してアクセス数が極端に多いという現象もあります。何度もリピーターが通って新しい音源や動画を待っているのでしょう。

もちろん音源の再生が出来ないブラウザでのアクセス(再生数ノーカウント)や複数の音源再生や動画(別カウント)もあるので正確ではありませんが、これはYouTubeでは読めなかったリスナーの動きです。
また、日によって極端な動きや、平日と週末で動きに違いがあったりします。

可能性は「今、数の少ない事」に着手する所から広がります。

ここで100回に迫る回数書いた事も参考に、是非未来に向けてオリジナル曲を書きましょう。
そしてそれを日本中〜世界中にアピールして演奏活動の場を広げて行けばいいのです。
昔は何人もの人を介してしか得られなかった活動の場が目の前に広がっているのです。準備さえ済めば誰にでも平等にチャンスがあるわけです。
ある意味で従来のライブという物の意味合いを今一度再確認する事に繋がるかもしれません。

世の中なんでも悪い方向ばかりで考えていたら先に進みません。
今から、、、そう、5年後くらい先、、、2013年頃に向けて、マレット族も頑張りましょう!

未来のために、今からやれる事は山ほどある、です。

僕らがネットに参入した10年前に描いた世界・・・・わざわざスタジオに出向かなくてもネットを介してレコーディングやセッションが出来るんじゃないの?・・・・徐々にインフラは揃いつつあるのです。

そうなると、やっぱり“中身”だよね。
中身とは・・・

“演奏表現力”+“視覚的表現力”+“作編曲能力”

昔から言われている事だけど、益々この三要素の重要性が増すのは確実なのです。

まずは自分に出来る事から!

赤松敏弘MySpace
チェキラ!

おしまい




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