2008/7/28

アルバム・ジャケ写のタネ明かし・・・  月曜:ちょっと舞台裏

暑いですね〜。。。
まぁ、夏ですからこれでいいんですが。

夏の副産物でしょうか、昨日帰ったら夕陽が一段と綺麗でした。
大気が不安定で全国的に荒れ模様のようでしたが、駐車場に車を止めた時にはまるで北欧の白夜のよう。
西の空に映えた夕陽が上空の厚い雲に照らされて乱反射、すっかり陽が暮れているのにその夕陽の乱反射で辺り一面が明るいのです。
直接太陽に照らされるわけではないので影というものが出来ません。
影のない、まるでハレーションの世界を歩くみたいな、それは不思議な光景でした。

さっそく家に駆け上がり、西の空を見ると・・・・

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「7月27日の夕焼け・東京自宅より」

刻一刻と赤味を増す夕焼け。

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ちょっとした自然界のショーです。

そうそう、実はこの方向にある被写体。
これがアルバムのジャケットになっているのですね。

2005年10月発売のアルバム『FOCUS LIGHTS』(VEGA)。1曲めの“Nostalgia”は発売直後から「お気に入り」に入れてくれた人が多く、MySpaceでも海外から一番反響の多い曲です。
このアルバムのジャケットの被写体、それが我家からこの方向に。

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『FOCUS LIGHTS/赤松敏弘』(VEGA/2005年)全国の有名CDショップやサイト、amazon.co.jp、やau「着うた・着JAZZ」softbank「着JAZZ」、iTunes Storeなどで好評発売・配信中!

アルバムのジャケット写真は殆ど自分で撮った素材をデザイナーさんにお願いして使ってもらっています。
元々、音楽を自然の中で聞くのが好きだった事や、音のイメージにそのような空間的な連想を持てる音楽が好きだった事、過去に自分のアルバムのジャケット写真選考に立ち会う機会があり「自分で撮ってみたいなあ」と思った事、デジカメという文明の利器が生まれた事、、、そんな要素が作用して近年のアルバムは自分でジャケ写を撮る事に。


初の自己ジャケ写採用作品↓
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『STILL ON THE AIR/赤松敏弘』(Three Blind Mice/2003年)


で、昨日の夕映えの中でその被写体の種明かしを・・・・

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この夕映えの下にタネ明かしが、、


「フォーカス・ライツ」の時は、同時にアルバム「シナジー」のジャケ写素材も撮っていました。(これは2007年7月2日のブログで種明かし済み)

アルバムのタイトルはレコーディング中には決まっていましたから、後は「顔」となるジャケットをどうするか、です。
僕は自分の音楽が日本で生まれているので「顔」は必ず自分が知っているモノであるべき、というささやかな主張があります。
自分が知らないモノや見たこともないモノは使いたくない、という。

で、

いろいろと時間のある時にデジカメに被写体を納めていたのですが、「フォーカス・ライツ」というイメージになかなか合う素材が出てきませんでした。

ううん。。。

と悩んでいたある霧の深い早朝。
(こんな事をあれこれ考えるのは深夜〜早朝と決まっているのです)

霧のおかげで?普段ならバリバリ元気な朝陽が、弱々しく昇るか昇らないかという時間帯にリビングの窓を開けて白々と明けて行く空を見ていたんですね。
何の気もなく傍らにかったデジカメで隣り街の方向にファインダーを合わせようとすると、これが霧でなかなか合わないんですよ。オートフォーカスで撮ろうとすると。

ピント、フォーカスが合わない。
うん?フォーカス?

普段なら手動モードに切り替えてピントを合わそうとするのですが、
「ちょっとまてよ?」
と思って、そのままオートフォーカスで霧の景色を撮ってみました。

案の定まだ太陽が昇りきらない朝霧の中で、オートフォーカスがピントになる光体を探してウィ〜ンウィ〜ンと呻きながら迷っています。
その中で隣り街のある光景のところでオートフォーカスの「呻き」が一段と激しくなるんですね。

それがココ。

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三棟の高層建造物の上にある、赤いパイロットランプと、高速道路の黄色い照明。
朝靄の中でそれにオートフォーカスが反応するのですね。
それとて弱い光体ですからピントが「滲む」わけです。
でも、その滲むのがなかなか良くて、「コレだ!」と。

つまり、オートフォーカスいじめ?(笑)

偶然とは言え、明け行く蒼い空と滲んだ光源。
「フォーカス・ライツ」というタイトル直球のショットの誕生。

あまり直球ストライク的なジャケット・デザインは好みではありませんが、この「フォーカス・ライツ」に関してはこのような遊びの中から生まれたので良しとしています。

未来へのフォーカスは
赤松敏弘MySpace
チェキラ!

おしまい




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