最近は急性期病棟ネタ書き散らしで、支離滅裂具合に拍車かかってる、この日記ですが、
久々にオーディオ・ネタなどを。
☆iTunes音、相当良くなってますね。かなり衝撃的な変化かも。
iMacG5/96000hz 24bit再生
→firewire solo
→KaosMixer
→MarkLevinsonML-!L
→FlyingMoleDADM100 pro
→JBL4343
という環境ですが、mp3ファイル再生でも、高域の耳障りなデジタルノイズが低減され、耳障りの良い、聴き疲れしない音質に。だからといってレンジが狭い訳ではなく、分離感も増しており、イコライザーの設定をOFFにしてもなったく物足りなくない。
mp3ファイルですらこのナチュラル感なので、Losslessファイルなどでは更に高音質が楽しめるでしょう。
以前のiTunesの音質のは相当、不満があり、DAC購入も考えてましたが、これならもう少し高音質な、オーディオ・インターフェイス導入だけで、ピュア用途に使えそう。
それよりも今ボトルネックになっているKaosMixerをより音質重視のものに変えるだけで良さそう。
ML-1に直にインプットしても良いかも。
驚きです。
その他、4343の足回りは自作金子式ブロックもどきでお茶を濁していたんですが、どうも低域の伸びが寸どまり感があり、床〜インシュレーターの弱さが原因のような印象。金子式ブロッックとSPの間も、木片をインシュレーター代わりに噛ましているだけなので、これを金属〜石系のものに変えるのも良いかも。
4343は本当に細かなアッテネーターの調整で大幅に音が変わり、ソースの種類によっても
雰囲気を一変させるので、チェック用のリファレンス・ディスクが必須。でも、オーオタ特有の優秀録音版なども持っている筈が無いし、そもそもクラッシックは全く聞かないので参考にならない。
そもそも自分の聴く音楽でチェックしないと、自分の聞きたい音の出方を知るすべも無い。
そのなかで一応参考にすることが多いのが、
Blue Six / Astralwerks(2002/01/22)
Amazonランキング:2,895位
Amazonおすすめ度:

内容的には、既に批評することが困難なほどに素晴らしい。R&Bの量感の豊かさ・切なさと、ハウス持つ4つ打のグルーブ感、テクノの持つ抽象性を絶妙の心地よさで融合させることに成功している。エゴの強い明らかな主張や、テーマの押しつけは皆無なのに関わらず、このCDの代わりとなるような作品は他に見当たらない。ひたすら深く、深く、闇に耽溺するように、空間は質量を増し、孤独の底に沈殿してゆく。
音楽は何処までも優しく、他人との出会いと喜び、日々の移ろいのなかでの永遠の思い出を映し出してくれる。
熱くなりすぎたようだが、このCDの3曲目、4曲目の音の隙間に立ちこめる質量感、トランス感をちゃんと再現出来るかどうかをポイントにしている。背景の音が位相を反転させており、それによって空間に立体感がでている、特徴的な音作り。この雰囲気が充分でていいれば、ユニット間の音のバランスがしっかり取れていると考える。
その他にも、チェック用のディスクにはMaxwell(ボーカル用)、Jill Scottなどを使っている。
R&Bがどうしても多くなるのは、R&Bは如何にボーカルを美しく聞かせるかが重要なテーマの
音楽であり、録音に最も高いスキルを要求されるジャンルであるからに他ならない。
でも。そのほかの電子音楽で優秀な録音のものが少ないのは残念。
録音の質が良くても、楽曲がつまらないのは論外だし。

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