この一年間に渡って準備してきた精神科急性期病棟が、遂に本日をもって認可されました。
精神力動的成長発達理論を軸にした治療
集団療法的チームアプローチ
多職種の連携
早期退院、社会復帰促進
治療過程を反映した病棟構造と、アメニティーの追求
これらを基本コンセプトに、病棟のデザイニングを行い、ほぼ現段階で稼働可能なレベルに実現できたと思う。この間本当に多くの仲間に支えられてここまでこれたと思うし、皆の協力があってこそ実現にこぎ着けらたと思う。好き勝手なわがままも沢山言わせてもらった。それでもなんとかここまで到達できたことに感謝したい。今後も病棟設計/改築や、治療技法の更なる整理・洗練が必要で、これからも実験と研鑽は続くが、今後も患者・スタッフ双方の幸せを目指して理想を追求してゆこうと思う。
懸案であった建築のほうも、様々な障害を乗り越えて、一気に各職種が協力してやれる体制が整ってきたようだ。面白くなってきた。

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