2006/2/27  11:44

映画『県庁の星』を観て(※注:ネタバレしています。)  映画

昨日、初回を観て来ました(^^) 以前『ホワイトアウト』が上映されたのと同じ映画館です。日曜の朝だし雨が降っているにもかかわらず観客がまぁまぁ(6割程度)居たということは、デートや時間つぶしでフラリと訪れたお客ではなく、『県庁の星』がただ観たくてわざわざ足を運んだお客さんがあれだけ居たということですね! 勿論帰り際には第2回を観る為に並んでいる方が沢山いました。

で、面白いことに気づきました。映画の編集における「監督の意図」に気づいたというか(^^; ←オーバーな! 冒頭で崖の上の建設予定地で倒れている織田さんが映りますが(そのせいではなく)、(後から気づいたのですが)私は物語が進んで彼が「気づいて学び成長するチャンスを得る」まで、つまり婚約者に振られてコネも無くなり大プロジェクトから外されショックを受けて生きる目的を見失い雨に打たれ酔っ払いながら崖の上の建設予定地で寝てしまうシーンまで、イライラして仕方がなかったのです。

けれども連れに後から訊いてみたら、「最初からラストシーン手前まで、面白い映画だな〜と思って惹き込まれたよ」と言ってました。ホワイトアウトのラストシーンでは感激して涙を流していた連れですが、この映画の感想としては「ホワイトアウトよりも、もっと面白かった。良い映画。織田裕二ってホントに演技上手いね〜」でした(^-^) 「ラストシーン手前だけ、もうちょっと何とかして欲しかった」そうです。ン、私もそう思う。現実(公務員の頭の硬さや、行政改革がスーパー経営改革並みに一朝一夕には実現されない難しさ、小さいことからコツコツを。)をそのまま見せてどうすんねーん! もうちっと夢と‘理想の姿’を見せんかいっ! 「次は県庁の改革…」でワクワクしたのに! 〜でも凄く面白い映画。良い映画。スーパーの改革と登場人物達の意識の改革には胸がすく思いがした。絶対、観なきゃ損しますよ!>未見の皆さん。

では、何故私は映画の3分の1もの時間をイライラしていたのでしょうか? 監督の編集の意図については誰でも気づくことだろうと思いますが、このイライラは私独特の感じ方なんでしょうね〜(((^^; つまり「気づいていない」野村は織田さんではないと感じて「映画なんだから」「俳優さんだし」と頭(心)では分かっていても、身体(脳)が許していない感じなのかな?(笑) なかなか感情移入出来なかったのです。この感じはドラマ『真夜中の雨』の時にも感じましたね。なんか「こんなの織田さんじゃない」的な違和感。で、物語が進んでいくと段々織田さんらしい人物に(シナリオが)描かれていくのです。織田さんは、最初からこんなことは「ちゃんと気づいている」人物だと信じているからかな? 買いかぶり? この映画で気づいたのは、結局そういうことです。織田さんという人物を心から信じている。顔やスタイル、仕草、演技の素晴らしさ等の外見の好みだけではなく、織田さんが何を考えているのか、次にどういうものを発信してくれるのかに非常に興味があり、それを心待ちにしているということ。織田さんは謙虚な方だから「自分も色々な事に気付かされた」とおっしゃっていますが…。

という訳で脚本家、演出家の皆さん。駄目な織田さんが、元の織田さんに戻って大活躍するストーリー(『踊る大捜査戦2』もこれでした)ではなく、そんな「マイナスを0に戻す」お掃除やお洗濯みたいな作業じゃなくて、「プラスを生み出す」お料理やお裁縫みたいなクリエイティブなもの、今の(外見だけではなく心情そのものも)カッコイイ織田さんが先ず描かれて(思いっきり感情移入出来る)、その後さらに素晴らしい人物と‘理想の世界(社会)’に成長して行く(『真夜中の雨』ではマイナスから0、さらに0からプラスに変化していく主人公とストーリーが展開されて感激する)シナリオを作って下さる様、今後に期待したいと思います。

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