2007/12/14  13:24

織田裕二著『脱線者』を読んで  

さっき届いたので、今、読んでいるところです。

                * * *

自分はこの世界でしか生きられないと思い込んではいけない…という織田さんの言葉に、初っ端から心を鷲掴みにされました。それからずうっと本の世界に引き込まれて行って、即、15歳の織田少年の心境に感情移入してしまい涙が出そうになる事も。

いいわぁ〜織田さんの文章。泣きそう…と思っていたら、クスッと笑わせてくれたり。

自分を変えようと決意し、今までの自分を殺し(と言っても自殺ではなく)新しい自分に生まれ変わり再生しようとする過程の中で、一体、織田さんはどんな風に精神的に成長していったのかが、順を追って正直に綴られているところが、織田さんの素晴らしさを物語っています。

普通なら、誰でも自分を良く見せたいので、言葉を飾ったり簡単な事を難しく表現しがちですが、織田さんの言葉はシンプルで分かりやすいけれど言っていることは奥が深い。

そして、自分の心を丸裸にして素直に文章を書くことが出来るのは、織田さんの精神が純粋で素晴らしいものだから、なのです。心に少しでも邪悪さがあると、心を丸裸には出来ませんからね。

                * * *

肉体が死んだらそれでお終いで死後の世界は無いという考え方は、だからこそ今この人生を精一杯生きようとする織田さんの哲学に繋がっている気がします。死後の世界を信じて自殺する若者も増えたことを思うと、織田さんの地に足がついた生き方こそ、見習うべきものですよね。

(※ここで、死後の世界を信じる私の意見も勝手に書かせて頂きますと、人生は‘不滅の魂’という形で、次の人生に繋がって行くので、今この人生でしでかした罪や失敗は、次に生まれ変わった人生で償わされたり再びチャレンジしなければならなくなりますから、自殺しても意味は無いのです。寧ろ、人生の課題や残した宿題の量が増えてしまいますね。…そういう考え方が正しく理解されずに誤解されたまま、不滅の魂を信じる若者が簡単に「リセット」するつもりで自殺してしまう事は、本当に残念ですよね。)

織田さんは墓石が嫌いなので、死んだら木を植えて〜というのもユニークで面白いです。皆がそうすれば、墓地は美しい森になりますものね。

でも石はどんな事があっても大概残りますが、木はたまに枯れてしまうことがあるけど、そういう場合はどうするんだろ〜?(笑) いや寧ろ自然淘汰されるなら、その方が良いですね。残したいなら墓石も造り変えることが出来る様に、木も植えなおそう、うん。

つづきは、また明日。今日も用事があるので、出かけます…



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