2008/8/24  9:27

代償夢があるから生きていける  心と体

お盆の行事で田舎のお墓参りの後、
実家に行って寝たきりの父の看病を手伝っていましたm(_ _)m

父はいつも看護師さん達に、誉められています。

何故なら文句を決して言わないし、
勝手に動いたり出歩いたりしないので。

それは(車に轢かれ脳挫傷のせいで)しゃべれないし動けないから。
口から食事を摂ることも出来ず胃瘻による注入食なので、
手がかからないのです。

家族にしてみれば、何か喋って欲しいし、たまには文句も言って欲しいし、
身体を動かして好きな場所に移動してもらいたいし、
好きなものを好きなだけ美味しく食べてもらいたい。
(結果的に周囲の手がかかることにもなるのですが。)

詰る所、生きるというのは、
世の中や誰かに対して何らかの働きかけをすること。
だから物事を動かし変化させ人を感動させたり、
時には迷惑もかけたり…でもそれが生きている証です。

それが出来ない父ですが、感受性は備わっているので、
本人にしてみれば余計に生きている心地がせず辛いかもしれません。

認知症や記憶喪失というのは、
辛い現実から逃れる為に発症する場合もありますから、
時々父は痴呆の様な雰囲気になっていることがあるのでしょう。
それで何気にぽーっとニコニコしてみたり。

それがまた看護師さん達を「いい患者さん」だと喜ばせているみたいです。

父がかろうじて生きているのは、
「長生きしてもらいたい」という家族の願いを叶えようと、
健気に頑張ってくれているからですね。

そしてもう一つ、
夢(代償夢)を見ることで、生きている気分を味わっているからだと言えるでしょう。

夢から覚めた(現実に引き戻された)ときに、しっかりした顔つきで、
でも(現状を再認識して)とても悲しそうな表情になり涙を流すことがあるから。

せいぜい良い夢を沢山見て、幸せをいっぱい感じてもらいたいものです。



コメントを書く


この記事にはコメントを投稿できません




AutoPage最新お知らせ